お知らせ

2011年11月29日火曜日

Androidのセキュリティについて


先日、Androidのセキュリティについて考えるという勉強会に参加してきた。そのときのレポート。

1.Androidのセキュリティに関する現状 

『Androidは危険だ』という漠然とした感覚をエンドユーザはもっている。一方で『iPhoneは安全そうだ』という感覚も同時に持ち合わせている。いずれも具体的な根拠のようなものはない。 

Androidスマートフォンの業務利用状況については、主にフィールドプレイヤー(営業担当者)に会社から提供しているスマートフォンを持たせている場合があるが、実際にはあまり使いこなせていない(電話とメール程度)。 

このため、紛失などによる情報漏えいリスクばかりが目立ってしまい、中には会社から支給している携帯電話をスマートフォンからガラケーに戻したという企業もある。 

2.セキュリティ製品の紹介 

PCのセキュリティ製品として使用されていたサービス(PC監視システム)をスマートフォンに応用しようというプロトタイプが紹介された。 

この監視サービスはPCの場合と同じく、スマートフォンで利用する場合も常駐型を想定されていた。 

しかしながら、スマートフォンの場合、常時電源が確保できるPCとは違い、常駐監視する仕組みでは、バッテリー寿命に懸念があるという意見が挙がった。 

また、致命的な問題として、スマートフォンではPCと異なり、実行ユーザによるポリシー管理機能のようなものが存在しないため、ユーザが監視サービスを任意でアンインストールすることが簡単にできてしまう。 

さらに、OS自体のバージョンアップも頻繁に発生するため、製品の対応が追いつかないという懸念もある。 

3.本日のまとめ 

スマートフォンを業務利用するにあたって、セキュリティ問題の払拭、情報漏洩の防止などを実現するための決定打は今のところ存在しない。 

このため、当面スマートフォンを扱うための企業内ルールを制定する、誓約書を書かせるなどの対応に留まってしまっている。しかしながら、あまり厳しいルールを作ってしまうと扱いにくくなってしまうため、まずは何のために使用するかを明確にしてバランスのとれたルールづくりをしていく必要がある、というところで今回は終了となった。

所感

Androidに限らず、スマートフォンを仕事で使うあたっては、『危なそうだから使わないようにしよう』というようなネガティブな意見が多かった。しかしながら、スマートフォンは使いこなせれば非常に便利なツールであることは間違いなく、うまく使いこなせる企業とそうでない企業では差が出るのだろうなと思った(特にスピードという点で)。

また、今回はエンジニアの参加者が少なかったように見えた。 エンジニアの意見に耳を傾けるなどして、もう少しAndroidの実状や、実態、仕組みなどを知った上で、色々と議論をしたほうがよいのではないかと感じた。

さらに、セキュリティソフトとそれらの評判や効果について具体的な情報があるともう少し現実的な話ができるのでないかと思った。



【参考サイト】 2011.12.1 追記


・急増するAndroidやiOS向けマルウェア、ただし危険性には疑問の声も
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1112/01/news05.html


・現状Android用ウイルス対策ソフトは低い権限で動作--Internet Week 2011レポート
http://scan.netsecurity.ne.jp/article/2011/12/01/27782.html


・スマートフォンを守るセキュリティ対策アプリ8本を徹底比較
http://www.forest.impress.co.jp/docs/serial/androidlab/20111130_490826.html


・3割が「危機意識なし」、スマホのセキュリティ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111121/374743/?ST=security&r4

・スマートフォンが抱えるセキュリティリスクとその対策
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111114/1038628/?P=3


・Android 用アンチウィルス/セキュリティソフト15本をまとめました。
http://tameha.net/android/android-security-pps/


・Android用セキュリティソフトの比較
http://securitysoft.asia/smartphone/android.html


・Android向けセキュリティ対策アプリを使い比べる(無料アプリ編) 
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1107/22/news132.html


・続・Android向けセキュリティ対策アプリを使い比べる(無料アプリ編)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1108/08/news105.html


・Android向けセキュリティ対策アプリを使い比べる(有料アプリ編)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1108/31/news106.html

2011年11月26日土曜日

iOS24h 創刊準備号 イベントにおじゃましてきました

昨晩23時くらいから翌3時くらいまで、iOS24h 創刊準備号 イベントに@daikisanといっしょにおじゃましてきました。写真(※1)は差し入れで持っていったRed BullとROCK ST★R。@daikisanはさらに個人的に牡蠣1kgの差し入れも!(>よっ太っ腹!)

会場の雰囲気はとてもあっとホームな感じで、とても楽しかったですw

イベントの24時間継続なので、今現在(11/26 12:30)もまだまだ続いていまーす!
会場の様子はUSTREAMで絶賛生放送中です!!

▼iOS24h 創刊準備号 2011.11.25 18:00 〜 2011.11.26 18:00 (24H)
http://ios24h.net/

※1 ナイスなMCでおなじみの@NeXTSTEP2OSXさんのツイートから拝借させて頂きました

2011年11月20日日曜日

CSS Nite in HIROSHIMA Vol.4に参加してきました


CSS Nite in HIROSHIMA Vol.4に参加してきました。今回のテーマは『スマートフォンビジネスについて考えてみよう』でした。

異なる画面サイズに対応するレスポンシブWebデザインのエッセンス
株式会社スイッチ 鷹野 雅弘 氏


スマホ対応のアプローチについて

JQuery Mobile
  • 簡単にモバイルウェブページを作れる
  • jQuery Mobile Galleryでいろいろな例を見ることができる
  • <div data-role="page">で一つのファイルに複数のページの記述ができる

スマートフォンでWebサイトを見るユーザの心理
  • 『PCと同じ画面がでると思ったのに』と思う人も結構いる
  • スマホ用に最適化された画面が必ずしも良いとは限らない → ユーザに選ばせるようにする必要がある

レスポンシブWebデザイン(本日のメインテーマ)
  • ウィンドウの横幅が小さくなるとレイアウトが自動的に変わる
  • htmlは同じだけど、CSSで調整している(参考:http://mediaqueri.es/

キーとなる3つの要素
  • A flexible grid (リキッド・レイアウト) 
  • Flexible images(画像:可変)
foreground width: 100%;  height: auto; とすると良い
background background-size:cover とすると良い
  • Media Queries(メディアクエリー)

Webサイトの見え方をチェックするオススメのシミュレータ

はじめてのjQuery Mobile 〜 モバイルフレームワークの新定番?
有限会社アップルップル 佐藤 歩 氏

スマートフォン対応の課題
  • インタラクション(GUI要素の自然な振る舞いをデザインする)の実装コスト
  • アンドロイドは解像度がまちまちで検証に非常に手間がかかる
  • 課題はあるにせよ、制作需要は今後高くなると考える

このため、効率的な制作方法が今後必要になる
  • JQuery Mobileがカギ

JQuery Mobileでできること
  • スマホっぽいUIとアニメーションが使える
  • HTMLにカスタムデータ属性を書くだけで実装できる
  • クロスプラットフォームサポートしている
  • JavaScriptを書かなくてもOK

JQuery Mobileがスマートフォン対応の課題を解決してくれる
  • data-role属性でいろいろできる。
  • 例:<div data-role="content">

ページ遷移のアニメーションも自動でJQuery Mobileがやってくれる。

Theme Rollerを使うと色合いを簡単に変更できる

JQuery Mobileを利用してデザインする際に安っぽく見えない良い事例

JQuery Mobileは、レスポンシブウェブデザインとの融合も可能


Adobeの最新ツールがスマートフォンビジネスをお手伝い!?
アドビシステムズ株式会社 岩本 崇 氏

Adobe Creative Suite 5.5 について
  • CS5.5を使って、ネイティブアプリの作成もできる
  • HTMLベースでアニメーションを作成できるEDGEというツールがある
  • CSS Shadersを使うとブラウザで表示しているGoogleMapをたたむような効果が簡単にできる
  • CSS Regionsを使うと星の切り抜き(文字のまわり込み)が簡単に表現できる
  • PhoneGapを利用するとHTML5, JavaScript, CSSでネイティブアプリが作れる
  • PhoneGapはオープンソースで誰でも利用できる
  • MUSEを使うとUIベースで簡単にWebサイトを作成することができる
  • Adobeでは、Creative Cloudというサービスを準備中(月々5,000円でCSに含まれているすべての機能を利用できる)

2011年、今現在のスマートフォンビジネスの実情とは
エス株式会社 上中田 健 氏
  • エスでは、スマートフォンこそパーソナルコンピュータだと考えている
  • 広島電鉄とコラボした『路面電車GOGO!』というiPhoneアプリを提供している
  • 経営理念は『世界中に笑顔を』です

新たなマーケットへの挑戦 ~ 初めてのiOS/Androidアプリの開発から発信に至るまで
株式会社デジタライズ 佐東 弘一 氏

eat-appについて
  • 食べたものを記録することを中心としたライフログアプリ
  • もともとはガラケー向けのアプリだった
  • 当時もライフログのアプリはあったが、食事に『特化』したアプリで勝負しようと思って開発を始めた

開発の裏側
  • ターゲットを明確に(年齢、習熟度 etc)
  • 親しみやすさを意識したUIデザイン
  • アプリはブラッシュアアップすることが重要
  • Androidは端末によって解像度が違って開発は大変だけど、しっかり検証してUIをブラッシュアップした
  • こういった取り組みによって、アプリとしては初めてGoog Design賞を受賞した

宣伝方法
  • サポートサイトの作成(しっかりとした使い方ガイド)
  • プレスキットを作成(アイコン、画像、説明)して、メディアに掲載依頼をしっかりした
  • レビューサイトに掲載されるとやっぱりDL数は伸びる
  • ソーシャル系のサービスへの告知もやはり有効(facebook, mixi, twitter)
  • 市場の声に耳を傾けこまめなバージョンアップを心がける

まとめ
  • デザイン大切
  • どのようなカテゴリがニッチか
  • レビュー重要
  • バージョンアップ重要

アプリ製作の目的
  • 自社の社会的認知の拡大
  • 制作実績をつくる
  • 開発スキルを蓄積する

実は、収益化はあまり重要視していなかったりする
アプリはプロモーション目的として考えおり、企業としてはこれでだけでも十分だと考えている
  • 無料提供、ブランディング

アプリの分野は、アイデアと地道なPR活動次第で十分賞賛あり


ワタシのヤリカタ、ススメカタ - Androidアプリはこうしてつくる -
シュガースポット 佐藤 慎也 氏

クックパッド開発コンテスト24(24時間でアプリを製作して応募する企画)のときのこと

アイデア出し
  • ツイッターで市場調査をした
  • ツイッターでアイデアのヒアリングをした

制作
  • デザインはあとでやる
  • 最初は画像はつかわない
  • 動くことを最優先でつくる

デザイン(もっとも時間がかかる)
  • レイアウト調整
  • アイコンの作成
  • スプラッシュや画像の作成

宣伝
  • マーケット用の説明文の作成
  • マーケット用の宣伝画像の用意
  • 宣伝用のムービーの作成

なぜコンテストに参加するのか?
  • モチベーションアップ
  • 宣伝効果
  • 技術力アップ

技術力がアップすると
  • 精度の高い見積もりができる
  • 単価を下げずに仕事がとれる
  • 仕事の幅が広がる

企業Web担当者 自社サイト&ソーシャルメディア利用の基本のキ
株式会社インプレスビジネスメディア 安田 英久 氏

おさえておきたい基本のこと

Web担当者の基本のキ
  • そのサイトは何のため
  • お金をかけてサイトをつくるのだから、それによる利益をしっかり明確にする
  • 例えば『なんぼ儲かるか』『何を達成するのか』を明確にする
  • ROIのRを明確にする
  • Rは基本的にお金だが、でもRは金額でなくてもかまわない(満足度など)

ものごと何でも『目的』をはっきりする
どんな人を対象にしているのか(対象を明確にしましょう)

ソーシャルメディアの基本のキ
  • ソーシャルメディアは、人によって見ているものが違うということを認識すること
  • 企業が使う場合、とりあえずはやってるからソーシャルメディアをやりはじめるのはNG
  • やっぱり目的が大切
  • フォロワーを増やすとか、いいねカウントを増やすということは目的とはいわない
  • フォロワーを増やした状態で何をするかという目的をはっきりさせる

目的の例
  • 耳を傾ける、話をする、活気づける、支援する、統合する

ソーシャルで大切なのは共感(共感は右脳の判断)
  • 電通さんもそう言っています

まとめ
  • なにごとも明確な目的の設定が重要である


所感

Webについては、個人的にWebとかCSSとかあまり詳しくないのでどれもとても参考になった。Webサイトを製作するあたって、現存する多数のブラウザへの対応が大変であると聞いたことがあったが、スマートフォンへの対応でさらに大変になっていることがわかった。それを解決してくれそうなのが『JQuery Mobile』。

スマートフォンアプリについては、自分でもいくつかリリースしているが、アプリの製作、リリースすることに関して、デジタライズさんの考え方、取り組み方は大変共感した。特にアプリをリリースする際の準備や、ユーザさんの声にしっかりと耳を傾けて、こまめなバージョンアップを行うことでアプリがブラッシュアップされていく。この点については個人的にも実感しているところであり、勝手な想像ではあるが、きっとリリースしたアプリがユーザさんとともに成長していく感覚をデジタライズさんも感じているのではないかと思う。

ビジネス面については、インプレスの安田さんの講演でROIをしっかり考えることが重要であること。また、ROIの『R』は基本的にはお金だが、『それ以外のものもある』ということが確認できてよかった(なにごとも明確な目的の設定が重要)。スマートフォンアプリでできる『R』は、現状では、お金というようりは『それ以外のもの』のほうがあてはまりやすい(もしくは効果的に利用できる)と感じた。

以上

2011年11月6日日曜日

日本Androidの会 中国支部 第23回勉強会に行ってきた 〜その2〜

11/5に開催された、 日本Androidの会 中国支部 23回勉強会に参加してきたのでそのときのメモ。の続き。

3. ICS(Ice Cream Sandwich)が業界に与える影響

ICSが取り込んだもの

  • OSがバージョンアップすると新機能が追加されます
  • でも悲劇もあります
  • 他のOSにおける悲劇の一例
  • appleが追加した機能と同じようなアプリがマーケットから消えた??
  • Androidでもそんなことあるの?
  • AndroidOSは、アプリ開発側とは競合しない部分でバージョンアップしてる感じがする
  • 競合してそうなアプリの機能(OSに取り込まれそうな機能)
  • NFCを利用したAndroid Beam
  • 画像や動画のエフェクト
  • あたらしいアクセスビリティと音声合成のAPI
  • 顔認証によるロック解除

※あまり便利な機能を作るとOSに取り込まれるかも?!

ICSで変革を求められる端末

  • ボタンがない(これまでの端末はボタンの配置がばらばら)
  • ストリーミング音声認識API(Siriに対抗できる)
  • これまでと違って音声をずっと認識している
  • 英語の同時翻訳もできてしまう
  • ボタンがなくなったことで、端末の差別化がむずかしくなるかも

端末メーカの受難

  • ガラケーのバージョンアップって不具合対応だった(儲からない)
  • でも、AppleはOSのバージョンアップで儲かるようになっている
  • 日本のガラケーは売り切りモデルだからバージョンアップはサービスでしかない
  • しかし端末代に付与もしづらい
  • ユーザから見ればiOSとAndroidで同じバージョンアップですがビジネスモデルは違う
  • 4.0からはバックグラウンドのサービスも落とすことができる(プリインアプリも)
  • 端末メーカーはさらに厳しくなる

Android Market

  • マーケットアプリがかわった
  • 接続が遅くなった(サブドメイン階層が深いためらしい)
  • アプリがタブレット用かスマホ用かわかりにく

大喜利(おまけ)

  • こんなAndroid5.0は嫌だ!

4. 解像度の対応について

  • ゲームを開発していますが、解像度がどんどん変わっていくので、開発側としては対応に困る
  • 見た目については、端末の画面サイズを取得して、その比率から表示する画像を拡大縮小して表示する
  • 横表示、縦表示などいろいろ考えるべきことがあって大変

5. ICSのアイコンについて

  • 4.0から新しく96x96のアイコンも必要
  • デザインはひとつでいいのにアイコンファイルはいろいろなサイズをいくつもつくらないといけない(これは面倒)
  • Create Asset Setというツールを使うとまとめて作成できる
  • しかもプロジェクトのリソースフォルダに自動的に配置される(これは便利)
  • メニュー、ノティフィケーション、ランチャーなどいろいろなアイコンをまとめて作成可能
  • ボタンのイメージとかも、ノーマル状態、選択状態、押した状態のイメージなどもまとめて作成可能
  • WebでもAndroid Asset Studioという同じようなサービスがあってそちらも使ってみると良い

6. Android NDKについて

  • 実は、NDKはAndroidのバージョンアップでどんどん機能が増えている
  • NDKはAndroidでCを使えるようにする機能
  • JavaアプリはすべてのAndroid端末で動作するけど、NDKアプリはすべての端末では動作しない
  • しかし、NDKは高速
  • Android 2.3 〜 3.2のNDKでは、それだけでアプリがつくれてしまうので、Javaいらないかも
  • Android 4.0のNDKでは、マルチメディアストリーミング(Open Max AL 1.0.1)が使えるようになった

7. Nonデザイナーでも覚えられるカラーリング講座

デザイナー = 絵を描くだけではない
プログラマーもデザインしているからどちらもデザイナー

カラーリングについて
  • 色相:色の種類のこと → 色の三原色(RGB, CMY)
  • 明度:色の明るさ →  同じ色でも光りの加減で見え方が違う
  • 彩度:色の鮮やかさ → 有彩色 

色選びの基本
  • ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3つが基本

ベースカラー(背景) 
  • 彩度がない色をつかうと無難

メインカラー(画面の印象を伝える色)
  • 明度の低い色
  • 自分の好きな色
  • ターゲットとしているユーザが好きであろう色

アクセントカラー(画面のアクセントを加える色:補色)
  • メインカラーの反対軸にある色を選択

この他にもトーンという概念がある(詳しくはGoogleで)

カラーリングとは、色相、明度、彩度、トーンのバランス。
バランスを磨くには、、、
  • 様々なアプリ製品広告などの色彩に目を向ける
  • とにかくつくる
  • 餅屋の意見を聞く 依頼する

カラーリングのバランスをうまく取るには
  • 同系色でカラーリングする
  • 使う色数を押さえる
  • 餅屋の意見を聞く 依頼する

白と黒だと背景は黒とするのが初心者にはオススメ

2011年11月5日土曜日

日本Androidの会 中国支部 第23回勉強会に行ってきた 〜その1〜

11/5に開催された、 日本Androidの会 中国支部 23回勉強会に参加してきたのでそのときのメモ。

1. GDD(Google Developer Day)報告

11月1日に開催されたGDD(Google Developer Day)に行ったときの報告

Google曰く、
  • 何事もエンジニアありき
  • 百聞は一デモに如かず
  • 日本でいけると思ったら世界のみんなも同感するかも

クオリティとは、『UX(ユーザエクスペリエンス)』。具体的には、、、
  • Be fast
  • Be usable
  • Be beautiful
  • Be android
  • Be listen to your users

- Be fast -
  • まず速くなくては
  • StrictMode
  • AsyncTask, IntentService, Loader

- Be usable -
  • Action Barを使用する(ハニカムから)
  • ActionBarCompat(sdk sample)
  • マーケットアプリのうえのほうのやつ
  • Multi-Pane Layout
  • Fragment
  • App Navigation
  • 戻る方向だけでなく上の方向へ

- Be beautiful -
  • 美しく
  • アニメーション
  • レイアウト

- Be Android -
  • Androidらしく
  • Action Bar
  • Navigation Bar(ICSから)

- Be Listen to your users -
  • ユーザに感想を聞いてみてね
  • Google Analiticsを利用する

Barandroid(Android好きが集まる渋谷のバー)
  • おもろい

当日開催されたセッションで印象に残ったこと
  • 今どき説明書がいるようなアプリを作ってはだめだよー

2.Android4.0(ICS)について

UIの進化
  • 2.3x と 3.xのUIが統合された

マルチタスク
  • Recentキーというのが追加された

リサイズ可能なホームウィジェット
  • ウィジェット内でスライドとかもできる

アイコンを重ねるとひとまとめになるよ
  • フォルダ機能の進化系

ロックスクリーンが新しくなった
  • ロック画面からアプリの起動もできる
  • カメラもいっぱつ起動できる

ユーザデータの参照機能が追加された
  • パケットデータとか、アプリの利用状況とかグラフで見られる

大きな目玉機能(Peopleアプリ)
  • 新しいアドレス帳アプリ
  • いろいろなアプリにシームレスに連携できるのがポイント

NFCの進化系(Android Beam)
  • 近接通信を使った機能で端末同士でいろいろ連携できるよ

デフォルトのカメラ機能の強化
  • アクションバーから他のアプリに連携できる
  • ちなみにLinuxとWindowsだとWebカメラの画像をエミュレータに取り込むことができる
  • インテントは、ACTION_MEW_CAMERA, ACTION_MEW_VIDEOになる

フェースディテクションAPI
  • 顔認証のAPI
  • 顔で端末のロック解除できるよ
  • けっこう認識度もいいらしい

まだまだ続く・・・