お知らせ

ラベル business administration(経営学) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル business administration(経営学) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011年9月28日水曜日

facebook

だいぶ遅くなりましたが、The facebook Effect やっと読み終えました。

500ページとかなりのボリュームでしたが、同時に内容もとても濃かったです。あとがきにも書いてありましたが、著者のデビッド・カークパトリックの取材力は素人目でも、ハンパないねと感じました(とても描写が細かかったです)。

映画ソーシャルネットワークを見たあとにこの本を読んだので、本を読んでいるときに情景がイメージしやすかったです。でも映画はこの本のごくごく一部であり、自分はこの本が原作だと思っていたのですが、それもどうやら違っていました。なので、映画の視点と、この本の視点はまったく違うものになっています。どちらかというと映画は訴訟を起こしたエドゥアルド・サベリンの視点が強い。そういえば、マーク・ザッカーバーグ本人は、この映画を見てないと以前TVで言っていたように思います。
さて、この本でとても印象的だったセリフがあります。

『アイデンティティはひとつだけ』

人はいろいろな側面を持っている。仕事のときの自分、プライベートのときの自分とか。でも実際は同じ一人の人間であるため、状況に応じていろいろな振る舞いをしていること自体には無理がある、とfacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグは言っています。

TPOに応じて立ち振る舞いや態度を使い分ける人、多いと思います。とは言ってもごく当たり前のことですよね。でも本質的な部分では、やっぱり無理があります。だって同じ人物がやっていることだから。

勿論、時と場合に応じて、ちょっと無理してシャキッとすることは必要。でもそれが本質的に納得がいかないことだったり、自分の信念に反した行動だったりすると、時間が経過するにつれ、無理が生じてきます。実際、これは自分自身にも当てはまっています。だから『アイデンティティはひとつだけ』というセリフが自分にとって、とても印象的だったんだと思います。

この他にも、オープン性や、スタートアップ企業の資金調達の方法、企業が成長していく過程での問題点などなど、いろいろと学ぶべきことが多かった本でした。

2011年3月9日水曜日

広島ものづくり先進企業 ー次世代へのメッセージー


去年の末から今年のはじめかけて、広島経済大学の夜間セミナーを受講した。
セミナーの講師は経済大学 渡辺 昌彦 教授。

もともとは実務をやられてた方なので非常にリアルな話を沢山聞くことができ、
自分にとっては大変有益な講座だった。

全6回(去年のも合わせると12回)の講座が終了した日、渡辺先生のご好意により飲み会が開かれた。
そのときにこの本を紹介して頂いた。さらに後日送付までして頂いた。

感謝感激。渡辺先生ありがとうございます。
大事に拝読いたします。

2010年12月26日日曜日

コーポレートファイナンス(Corporate Finance) その3

前回、前々回に続いて、今回はROAとROEについてまとめる。
ROAとROEはわりと有名な指標なので何かどこかで聞いたことがあるかもしれない。
ROAとROEってどちらを有用視したらよいか?

実は、ROEはROAと調達した資金から計算ができる。ではROAと調達した資金をどのようにするか?
実は負債を利用してROAに財務レバレッジ(ファイナンシャルレバレッジ)をかけることでROEを高くすることができる。
その理由については、最後に出てくる式を見ると理解できる。

【ROA】
Return On Assets
総資産利益率

・企業の収益性を表す指標
・キャッシュフローは株主と債権者に配分できるお金
・投資家(株主+債権者)から集めた資本に対して、どれだけキャッシュフローが得られたかを表す
 <ROAの要素>
・NI:キャッシュフロー(営業利益)
・TA:株主資本と負債の合計
【ROE】
Return On Equity
株主資本利益率

・株主の収益性を表す指標
・株主から集めた資本(株主資本)に対して、どれだけ株主が受け取るキャッシュフローが得られたかを表す
<ROEの要素>
・NI:キャッシュフロー(営業利益)
・E:株主資本

【ROEの右辺変形バージョン】

・緑の下線部分がファイナンシャルレバレッジ(レバレッジはてこの意味)
・負債を利用してファイナンシャルレバレッジかけることにより、ROEを高くすることができることを意味している
・ただし、負債はリスクを伴うのでどの程度負債を利用してレバレッジをかけるのかがポイントとなる

<ROEの右辺変形バージョンの要素>
・ROA:総資産利益率(Return On Assets)
・D:負債
・E:株主資本
以上が最近の勉強のまとめ。
あくまで理論的なことなので、これがそのまま実世界にあてはまるわけではない。
かと言ってムダなことではない。
何事もそうだと思うが、何をいつどのように使うのか?何と何を組合わせて新しいことに利用するか?
そういった言わば『工夫すること』、これがほんとに大切なんだと思う。

アプリへのアクセスはこちらのQRコードから。

2010年12月25日土曜日

コーポレートファイナンス(Corporate Finance) その2

前回の続き。今回はNPVとIRRについてのまとめ。
少し複雑な計算式に見えるが、初期投資額を向こう何年で取り返せるか、また利益となるのはどの時点からなのかを、割引率(利息・株主リターン)を踏まえてシミュレートするための計算式となっている。

【NPV】
Net Present Value
正味現在価値法

・投資プロジェクトの価値と投資コストを比較して、投資案を評価する方法
・NPV=プロジェクトの正味現在価値=投資プロジェクトの価値 - 投資コスト
・NPV>0⇒プロジェクトを実施する価値がある(プロジェクトの価値がコストを上回る)
・NPV<0⇒プロジェクトを実施する価値がない(プロジェクトコストが価値を上回る)
・NPV=0⇒どちらでも良い(プロジェクトの価値と費用が同じ)

<NPVの要素>
・IC:初期投資額
・CFx:毎年のキャッシュフロー
・R:割引率(年利)
 【IRR】
Internal Rate of Return
内部投資収益率

・IRRはキャッシュフローと割引計算を使った投資の収益率
・IRRはNPVが0になる割引率(収益性がギリギリのところを算出する)
・IRRを使った投資判断はWACCと比較して決定
・IRR>WACC⇒プロジェクトを実施する(投資家の要求する収益率が支払える→株主は満足してくれる→企業価値は増加する)
・IRR<WACC⇒プロジェクトは実施しない(投資家の要求する収益率が支払えない→株主は満足してくれない→企業価値は減少する)
・IRRの投資判断基準としてのWACCはハードル・レートと呼ばれる

<IRRの要素>
・IC:初期投資額
・CFx:毎年のキャッシュフロー























その3に続く・・・
アプリへのアクセスはこちらのQRコードから。

2010年12月23日木曜日

コーポレートファイナンス(Corporate Finance) その1

コーポレートファイナンス(Corporate Finance)について勉強をしていたので、まとめを兼ねて最近メディアでも話題になっているAndroidケータイ用のアプリを作成した。すでにAndroidMarketにも登録済(11月末)。おかげさまで現在500件以上ダウンロードして頂いている(2010年12月23日時点)。

左の画像はメニュー画面。
海外の人向けに全部英語で作成している。

現在の計算機能は次の7つ。
・CAPM
・WACC
・NPV
・IRR
・ROA
・ROE
(ROEは2つのパターンで計算)


各計算に出てくる、通貨単位は英語圏では『$』に、日本語圏では『¥』になるように、簡単なローカライゼーションを行っている。
また、写真だとわからないが、各計算画面では、画面の切り替わりや結果の表示、操作性などもスマートフォンぽく工夫している。




 【CAPM】
Capital Asset Pricing Model
資本資産価格モデル

・CAPMの公式は、市場の期待リターン、理論的にはリスクフリーな資産の期待リターンに加えて、資産の分散可能でないリスク(システマティックリスクまたは市場リスクとも呼ばれる)に対する感度を、金融業においてベータと呼ばれる数として考慮に入れてリスクを計算する。

<CAPMの要素>
・Rf:安全利子率
・E[Rm]:マーケット・ポートフォリオの期待収益率(マーケット全体に投資した場合に、平均的に得られるリターン)
・βi:E[Rm]が1%変化したときに、当該株式に対して要求するリターンがどれだけ変化したかを測る(株式市場の変化に対する企業株式の感度)

【補足】
公式の要素の意味って何だったっけ?
当時は良く理解していても時間が経つと・・・
そんなときのためにちゃんと説明が出るようにした。
※実はこういった親切なところがこのアプリのウリのひとつだったりする
こういうのってちょっと見たらすぐに思い出す。
要するにきっかけが大切。



【WACC】
Weighted Average Cost of Capital
加重平均資本コスト

・株主資本と負債を利用している一般的な企業の資本コストは、株主と債権者が要求するリターンになる
・企業の資本コストは、株式の資本コストと負債の資本コストを資本構成でウェイトづけた加重平均資本コスト(WACC)として計算される
<WACCの要素>
・E:株式投資額
・Re:株式投資に対するリスク(投資家が要求するリターン)
・D:負債額
・Rd:負債額に対するリスク(利子率)

その2に続く・・・

アプリへのアクセスはこちらのQRコードから。

2010年6月29日火曜日

W杯 日本vsパラグアイ (試合直前)

今日はパラグアイ戦。
客観的に見て、日本は大方の予想反してベスト16に入った。

予選突破に関しては、選手たちにとって、ものすごいプレッシャーだったと思う。

でもここからは、失うものはなにもない。プレッシャーなんて感じなくていい。
とにかくおもいっきりやってもらいたい。暴れまくってほしい。

今日のニュースに『5月の失業率5.2% 失業者は347万人』というのがあった。
『景気はゆるやかに回復している』ということが少し前から報道されているが、
残念だがこれが現実である。

今の日本には、何か少しでも希望になるものが必要(自分にとっても)。
今のサッカー日本代表の活躍はその希望のひとつだと言える。
がんばってる姿を見ると、自分もがんばれるような気になる。
そんな気持ちがたくさんの人に伝播して行き、全体が良いサイクルになることを願う。

今日の試合も良い意味で皆の期待を裏切ってほしい。がんばれ日本!!

2010年6月26日土曜日

FREE -<無料>からお金を生み出す新戦略-



少し前に話題になったこの本。
かなり気になっていたが、そのときはタイミングを逃してしまい、このたびやっと読み終えた。

無料を利用して収益をあげるということについては、それなりの見識をもっていたつもりだったが、
この本のように、その歴史と仕組みを体系的に説明されると、自分の考えていたことは、
まだまだ初歩的なものだったことがよくわかった。

本書は、根本的な考え方から、現在の色々なビジネスモデルについてまで詳しく説明されており、
どの章も興味深い内容が多かった。

気になったところを書き留めておこうと思う。
  • 今日、市場に参入するもっとも破壊的な方法は、既存ビジネスモデルの経済的意味を消滅させることだ。つまり、既存ビジネスが収益源としている商品をタダにするのだ。すると、その市場の顧客はいっせいにその新規参入者のところへ押しかけるので、そこで別のものを売りつければいい。携帯電話による無料の遠距離通話サービスを考えてみてほしい。それは固定回線の遠距離電話ビジネスを衰退させた。
  • フリーはモノやサービスを最大数の人々に届ける最良の方法だが、それを目標としていないときには逆効果になりかねない。強力な手段はどれもそうだが、フリーも慎重に使わないと、利益以上の損害を与える恐れがあるのだ。
  • ハリスの経験から得られる教訓は、デジタル市場ではフリーはほとんどの場合で選択肢として存在するこだ。企業がそうしなくても、誰かが無料にする方法を見つける。
  • 複製をつくる限界コストがゼロに近いときに、フリーをじゃまする障壁はほとんどが心理的なものになる。つまり法律を犯すことの恐れ、公平間、自分の時間に対する価値観、お金を払う習慣の有無、無料版を軽視する傾向の有無などだ。
  • デジタル世界の製作者のほとんどは、遅かれ早かれフリーと競いあうことになるだろう。ハリスはそれを理解して、どうすればいいかを考えた。彼はみずからの調査によって、違法コピーをする者の心の中を覗き込み、人々がお金を支払うべき理由を求めていることを知ったのだ。
  • 製造コストが長期にわたり下がり続けるならば、ほかでは正気の沙汰とは思えないような価格スキームを試すこともできる。今日のコストをもとに価格を決めるのではなく、明日に要するであろうコストから価格を決めるのだ。低い価格設定は需要を刺激し、需要増がコストをさらに下げて、明日が来たときには予想よりもさらにコストは下がっていることになる。それで利益をあげられるのだ。
  • アイデアとは究極の潤沢な商品で、伝達のための限界費用はゼロなのだ。アイデアが生まれると、みずから広く遠くへと伝わることを望み、触れたものすべてを潤沢にする(社会でそのように広まる考えを『ミーム』と呼ぶ)。
  • 物質からではなく、アイデアからつくられるものが多くなれば、それだけ速くものは安くなっていく。これがデジタル世界のフリーにつながる潤沢さのルーツだが、今日この現象は簡潔に『ムーアの法則』と呼ばれている。
  • いつのときも、世界はその時点で生産されているものを少しだけ多く、あるいは少なく望み、需要と供給の増減にともなってすぐに価格も動く。だが長い期間で見ると、生産コストの低下は価格の低下という全体的傾向を保証し、需要と供給の一時的不均衡は、ゼロへと向かう不可避の流れに漣を与えるにすぎない。
  • 潤沢な情報は無料になりたがる。稀少な情報は高価になりたがる。
  • グーグルはひとにぎりのコアプロダクトの広告料から大金を稼いでいる。そのほとんどは検索結果の表示画面や、提携したウェブサイト上に広告を載せることによるものだ。それでほかのすべてをフリーにできる。新しいサービスはオタクの妄想のような問いかけから生まれる。『これはクールだろうか?』『みんなほしがるかな?』『このやり方は僕らのテクノロジーをうまく使えるだろうか?』。彼らは『これは儲かるか?』という平凡な質問から始めたりはしない。
  • Yコンビネーター社は小規模企業専門のベンチャーキャピタルだが、その共同創業者のポールグラハムは、起業を目指す者にいつも単純なアドバイスをするという。『人々がほしがるものをつくりなさい』。
  • どうしてグーグルではフリーが当たり前なのだろう。なぜなら、それが最大の市場にリーチして、大量の顧客をつかまえる最良の方法だからだ。シュミットはこれをグーグルの『最大化戦略』と呼び、そのような戦略が情報市場の特徴になるだろうと考えている。その戦略はとても単純だ。『何をするにしても、分配が最大になるようにするのです。言い換えると、分配の限界費用はゼロなので、どこでもものを配れるということです。』
  • フリーはあらゆる市場でいつでも消費者をひきつけるが、その周辺でお金を稼ぐには、特にユーザを100万人単位で抱えているものでなければ(あるいは、抱えているときでさえも)、創造的に考え、試しつづけることが重要になる。
  • スポーツクラブの固定費は施設設備費と人件費だ。会員が利用しないほうがクラブは儲かる。ほとんど利用しない会員が多ければ、クラブはより多くの会員を集められるからだ。同様にネットフリックス(定額制のネットDVDレンタルサービス)はDVDの返却が遅ければ遅いほど儲けが増える。違うのは、スポーツクラブの会員は利用しないことで、サボってしまったといやな気分になるが、ネットフリックスの会員はDVDを数週間借りっぱなしでも、延滞料金が発生しないので、いい気分のままでいられる点だ。
  • 今や<欲求段階説>としてよく知られているマズローの答えはこうだ。『すぐに別(高次)の欲求が現れ、生理的空腹に代わってその肉体を支配する』。マズローの五つの段階の一番下には、食べ物や水などの生理的欲求がある。その上は安全の欲求で、三段目は愛と所属の欲求、四段目が承認の欲求で、最上段が自己実現の欲求である。自己実現とは、創造性などの意義あるものを追求することだ。
  • 私たちは食べていかなければならないが、マズローの言うとおりで、生きるとはそれだけではない。創造的かつ評価される方法で貢献する機会は、マズローがすべての願望の中で最上位に置いた自己実現にほかならず、それが仕事でかなえられることは少ない。ウェブの急成長は、疑いなく無償労働によってもたらされた。人々は創造的になり、何かに貢献をし、影響力を持ち、何かの達人であると認められ、そのことで幸せを感じる。
  • 私たちは、稀少なものに対する思考は得意だが、それは20世紀に体系化されたモデルだ。今度は、潤沢なものについてもうまく考えられるようにならなければならない。
  • フリーと競争するには、潤沢なものを素通りしてその近くで稀少なものを見つけることだ。ソフトウェアが無料なら、サポートを売る。電話が無料なら、遠くの労働力と能力をその無料電話を使って届ける(インドへのアウトソーシングがこのモデルだ)
  • もしも自分のスキルがソフトウェアにとって変わられたことでコモディティ化したならば(旅行代理店、株式仲介人、不動産がその例だ)、まだコモディティ化されていない上流にのぼって行って、人間が直接かかわる必要のある、より複雑な問題解決に挑めばいい。そうすればフリーと競争できるようになるだけではない。そうした個別の解決策を必要とする人は、より高い料金を喜んで支払うはずだ。
◆クリス・アンダーソン
『ワイアード』誌編集長。「ロングテール」という言葉を2004年に同誌上ではじめて世に知らしめ、2006年に刊行した同名の著書『ロングテール─「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』(早川書房)は世界的ベストセラーとなる。ジョージ・ワシントン大学で物理学の学位を取得、量子力学と科学ジャーナリズムをカリフォルニア大学バークレー校で学ぶ。ロス・アラモス研究所の調査員を務めたあと、世界的科学雑誌である『ネイチャー』誌と『サイエンス』誌に6年間勤務


2010年6月3日木曜日

企業と健康について

人は風邪をひくことがある。

季節の変わり目や、寒暖の差が激しいとき、
ちょっとした油断や、体力が落ちているときなど原因は様々。

風邪をひいたとき、大抵の人がこう考えると思う。

しっかり栄養をとり、よく寝よう。

ようするに『健全』な生活を行うことを考える。

いくら病院で処方箋をもらっても、所詮一時的なごまかしにすぎないので、
根本的なところを直さないと、風邪は長引くし、いったん治ったと思ってもぶり返したりする。

『健全』な生活を送ることが、いちはやく健康な状態に戻るための絶対的な方法だし、
もっと言えば、普段から『健全』な生活を送っていれば風邪はひかない。

ふと、企業も似ているのではないかと思った。

リーマンショックから始まった世界同時不況。、
最近のニュースでは景気は徐々に回復していると言われはしているが、
庶民には実感がわかないというのが正直なところではないかと思う。

リーマンショックをきっかけに、ほとんどの企業の業績が悪化した。

業績の悪化=企業が風邪をひいたのに似ている、、、
今どの企業もいち早く健康な状態(業績が安定している状態)に戻ろうと、
いろいろな処方箋(事業の効率化やコスト削減等々)を使っている。
まったく効果がないわけではないが、もしかしたらそれは一時的なものかもしれない。

さらに、業績悪化の原因は外的な要因が大きな割合を占めているというのが
一般的な考えだと思うが、もしかしたら内的な要因のほうが強いかもしれない。

企業も人間と同じように、風邪をひいたときは『健全』であるかどうかということに
目を向けて、『健全』な体質や活動を行っているか客観的に見直すことが重要なのかもしれない。

人であれば、『健全』さが、はやく健康な状態を取り戻せる効果的な方法。
企業でもその点は同じなのではないか。
企業体質を『健全』にすることが、企業の健康、すなわち、業績回復に一番確実で、
はやい方法なのではないか。そんなふうに思う。

しかも、人が『健全』な生活を(バランスよく栄養をとる、十分な睡眠、適度な運動)する取り組みは
自分自身で行えることである。企業も同じく『健全』になろうとする取り組みは、自分たちだけでも
できることだと思う。

2010年5月27日木曜日

メモ

本日、印象に残った記事を見つけたのでメモしておこうと思う。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
■Android(Google)とiPhone(Apple)についてのコメントの中で...
iPhoneアプリがあれだけ成功しているのを見れば、自分でも同じことがしてみたいという気持ちになること分かるが、
『今、成功しているもの』を真似するんじゃなくて、『次に起こるだろう・起こるべきこと』をちゃんと見極めて、
その変化を起こす立場にならないと、この業界ではリーダーシップは取れない。(中島聡 コンピュータ技術者
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
少し考えてみると、以下のどの企業も世の中の潜在的なニーズを掘り起こし、確実に変化を起こしていたことがよくわかる。
また、どれも我々のライフスタイルに変化をもたらしている。

【ニーズ】紙のやりとりは不便だ、もっと便利にならないものか!
Microsoft → オフィスの電子化 → Windowsの普及 → Windowsがデファクトスタンダードに

【ニーズ】もっと効率的に広告を出したい!
Google → 検索エンジンの普及 → インターネット広告事業 → 誰でも手軽に広告を掲載可能に

【ニーズ】CDはかさばる、もっと手ごろな値段で購入できないのか!
Apple → 音楽のダウンロード販売で低価格化実現 → 音楽販売方法の革命 → さらに世界規模の販売網を実現

【ニーズ】パソコンのソフトは少し使ったら古くなる、そのたびに高いお金を払って買い換えるのはもったいない!
Salesforce → ソフトを月額で提供(安価) → バージョンアップもただ → 買い替えの心配なし

【ニーズ】時間はないけど、もっといろんな商品を選んで、いいものを安く買いたい!
楽天 → インターネット通販 → 全国の商品を家の中から購入可能に → しかも24時間いつでも購入可能

と、整理していたら、この間ひとつ思い付いたのでメモっておこうと思う。
(感想や意見をコメントしてくれると大変うれしいです)

【潜在的ニーズ】
・ペットは飼いたいけど、毎日の世話が大変だ
・休みの日は面倒見たいけど、特に朝晩の散歩(平日)が大変だ

【提案】
・通勤と散歩を同時に行えるようにする

【方法】
・駅の近くで『ペットあずかり所』を運営する

【イメージ】
・飼い主は、朝、出勤するときにペットを連れて出発する(もちろん徒歩)
・駅に着いたら、『ペットあずかり所』にペットを預ける → 朝のお散歩完了
・飼い主は、仕事帰り(夕方)に、『ペットあずかり所』でペットを引き取る
・ペットを連れて自宅へ帰る(もちろん徒歩) → 夕方のお散歩完了

【ユーザーのメリット】
・通勤時間と散歩を同時に行うので、朝の貴重な時間を節約できる
・必然的に徒歩で駅まで行くので健康的(運動促進)であり、車を使わないためエコライフ
・ペットを自宅にひとりにしておく心配がない
・自分で散歩をしているのでペットを世話している感がある

【運営について】
・飼い主とは月額払いで契約(預かるスペースの関係から事前に頭数を把握する必要があるため)
・預かっている時間内で、オプションサービスも提供(トリミング、餌やり、昼のお散歩 等々)
・突然の雨に備えて送迎などもできればなお良い

【課題】
・場所の問題 → 駅付近で都合のよいテナントがあるか?テナント代が高い?
・法の問題 → ペットを預かるにあたって何か申請が必要か?
・人の問題 → ペットを預かるにあたって何か資格が必要か?

【おまけサービス】
・昼間預かっているときの映像をインターネット経由で携帯に配信する
 → 携帯を持っていれば、いつでも自分のペットの様子を見れるので安心
 → また、他人に見せることが可能である(これは宣伝効果も期待できるのではないかと思う)

最後に、自分を振り返ってみた。
最近、目先のことを気を取られ過ぎているように思った。
『次に起こるだろう・起こるべきこと』という点をもっと意識してみようと思う。

2010年5月18日火曜日

マネジメント -基本と原則- P.F.ドラッカー その1


最近また頭がもやもやしていた。
はっきりとはわからないが、身の周りで起こっていることに対する
理想と現実のギャップに苦しんでいるのではと思う。
しかしながら、まだ読み始めたばかりだが、この本を読み始めて少し頭がすっきりしてきた。

先日たまたま大阪の友人と電話したが、会社経営の話になった。
彼は家業を継いで大阪で工務店を営んでいる。
どこもそうだと思うが、不景気で経営が厳しく、
彼は会社の生産性を上げたい、社員のモチベーションを上げたいと言っていた。

彼はドラッカーのことを知らなかった。
ぜひドラッカーの本を読んでみてほしいと伝えた。

彼は今その本を読んでいる最中。

不思議だ。
たまたま電話したら困っており、自分が興味を持っていたことが
彼の助けになった(まだ結果は出ていないが…)

現実は想像している以上に大変だと思う。
一方で実践できる機会があることが羨ましくも思えた。

彼には『何でも良いから相談して欲しい』と伝えた。
彼の会社の状態が良くなれば自分も嬉しいし、
自分が得た知識を間接的にでも実践してもらえることは、自分にとって嬉しいこと。
(もちろん邪魔にならない程度で十分なので…)。

それがお互いにとって良いことだと思ったからそうした。
ただそれだけ。

今回のことで、彼のように自分以外の人のためにもなることがわかった。
もちろん自分のためにもなっている。引き続き学習を続けよう。

2010年5月11日火曜日

和風クリームパスタと今日の出来事


今回は、和風クリームパスタ。
ネットで『和風だしとクリームチーズの相性はかなり良い』というのを目にした。
最初に目にしたときは、『ほんまに?!』っと、かなり半信半疑。

しかし、実際に作って食べたら驚いた。実にうまかった。
『疑ってごめんよ』ってな感じだった。

さて、そういえば今朝のニュースで、民主党から谷亮子氏が夏の参議院選挙に立候補すると報道されていた。
ただの表集めなのか。今直面している多くの問題から、大衆の興味を逸らすのが目的なのか。。。
自分にはまったく意図がわからなかった。正直なところはあきれた。

また、最近の政治についても、はっきりしない態度や、八方美人なコメントが目立つ。
そんなことしてたら、政治家でなくとも信頼を失うだろうに。

しかも与党の発言は、外国からすると日本国の発言になる。
それがはっきりしないようでは、外国からの信頼が薄れて、景気が回復しない。

日本が借金が多い国でも破綻しないのは、かろうじて信頼があるからではないのか。
その信頼を失ってしまっては、円の価値もなくなってしまうのではないのか。

直面している問題すべてを丸く治めてくれとは思っていないが、
表面的、場当たり的にではなく、もっと真摯に振舞ってもらいたいと思う。

【材料】
和風だし、クリームチーズ、大葉、のり、シーチキン、にんにく、オリーブオイル、パスタ
Posted by Picasa

2010年5月8日土曜日

チーズ入りトマトソースパスタ

今回は、チーズ入りトマトソースのパスタ。
トマトソースの余りと、つまみで残ったチーズのコラボで実現。

トマトソースがクリームチーズで少しマイルドになった感じ。まぐれにしては劇的にうまかった。

まぐれとは、たまにスゴイことが起こる。
一見まったく関係のないようなことでも、どこで役に立つかわからない。

意外なものが意外なところで活躍したりする。
意外性の組み合わせで新しいものが生まれる。
ということは、イノベーションって意外性から生まれるってことなのか。
なんかちょっと良いことに気がついた気がする。

【材料】
トマトソース(残ったもの)、クリームチーズ(余りもの)、にんにく、パセリ、オリーブオイル、パスタ
Posted by Picasa

2010年4月10日土曜日

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

『経営者に必要な資質とは真摯さである』
この本を読んで一番印象に残った言葉だ。

この本は、経営学の父と言われる、ピーター・F・ドラッカーの経営マネジメントを女子マネージャーの『みなみちゃん』が弱小高校野球部に応用し、甲子園出場を目指すという内容。原書だけでは少し理解しにくいところも部活の出来事を踏まえてうまく説明してくれている。

以前にビジネス情報誌で紹介されいて気になっていたのだが、、、
正直なところ表紙の感じからして購入しようかどうしようかと少し迷っていた。。。
しかしながら、ビジネス書ランキングの上位にガンガン上がってきてたのもあり、このたび購入。
読み始めたら『早く買えばよかった』とすぐ思った。そして、一気に読み終えた。こんなに一気に読んだのも久々だったな。(清原和博の『男道』以来か・・・)

印象に残った言葉がたくさんあったので、その一部を書き残しておこうと思う。
  • 企業の目的を定義するとき、出発点は一つしかない。顧客である。顧客によって事業は定義される。顧客を満足させることこそ、企業の使命であり目的である。したがって、「われわれの事業は何か」との問いは、企業を外部、すなわち顧客と市場の観点から見て、初めて答えることができる。したがって、「顧客は誰か」との問いこそ、個々の企業の使命を定義するうえで、もっとも重要な問いである。
  • 企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。それがマーケティングとイノベーションである。マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。
  • 人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす、手続きや雑事を必要とする。人とは、費用であり、脅威である。しかし人は、これらのこのゆえに雇われるのではない。人が雇われるのは、強みのゆえであり、能力のゆえである。組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。「人は最大の資産である」
  • あらゆる組織が、事なかれ主義の誘惑にさらされる。だが組織の健全さとは、高度の基準の要求である。自己目標管理が必要とされるのも、高度の基準が必要だからである。成果とは何かを理解しなければならない。成果とは、百発百中のことではない。百発百中は曲芸である。成果とは長期のものである。すなわち、間違いや失敗をしない者を信用してはならないということである。それは、見せかけか、無難なこと、くだらないことにしか手をつけない者である。成果とは打率である。弱みがないことを評価してはいけない。そのようなことでは、意欲を失わせ、士気を損なう。人は優れているほど多くの間違いをおかす。優れているほど新しいことを試みる。
  • 成長には準備が必要である。いつ機会が訪れるかは予測できない。準備しておかなければならない。準備ができていなければ、機会は去り、他所へ行く。
  • 最近は、愛想よくすること、人を助けること、人付き合いをよくすることが、マネジャーの資質として重視されている。そのようなことで十分であるはずがない。事実、うまくいっている組織には、必ず一人は手をとって助けもせず、人付き合いもよくないボスがいる。この種のボスは、とっつきにくく気難しく、わがままなくせに、しばしば誰よりも多くの人を育てる。好かれているものよりも尊敬を集める。一流の仕事を要求し、自らにも要求する。基準を高く定め、それを守ることを期待する。何が正しいのかだけを考え、誰が正しいかを考えない。真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。このような資質を欠く者は、いかに愛想がよく、助けになり、人付き合いがよかろうと、また、いかに有能であって聡明であろうと危険である。そのような者は、マネジャーとしても、紳士としても失格である。
  • マネジャーの仕事は、体系的な分析の対象となる。マネジャーにできなければならいことは、そのほとんどが教わらなくても学ぶことができる。しかし、学ぶことのできない資質、後天的に獲得することのできない資質、始めから身に着けていなければならない資質が、一つだけある。それは才能ではない。真摯さである。
みなみちゃんが参考にした、『マネジメント』はドラッカーが63歳のときに書かれたもの。自分もぜひ読んでみようと思う。


ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)
1909年11月19日 - 2005年11月11日)はオーストリア生まれの経営学者・社会学者である。
なお著書『すでに起こった未来』(原題"The Ecological Vision")では、みずからを生物環境を研究する
自然生態学者とは異なり人間によってつくられた人間環境に関心を持つ「社会生態学者」と規定している。
ベニントン大学、ニューヨーク大学教授を経て2003年までカリフォルニア州クレアモント大学院教授を歴任。
「現代経営学」あるいは「マネジメント」(management)の発明者と呼ばれる。

2010年3月30日火曜日

続・サッポロHD VS スティール・パートナーズ

以前のブログで少し触れた、サッポロHD VS スティール・パートナーズの対決が本日決着した。

結果はサッポロHDの圧勝。

スティール側の言い分には間違いがあるとのサッポロの主張が本日開催された株主総会で受け入れられた。

いろいろな見方はあると思うが、個人的にはサッポロが勝利してほっとした。
勝ってな想像になってしまうが、単純に数字だけでは計れない要素があるということが
少し受け入れられたのかなと思った。それなら、また少しほっとする。

一方で、スティールの主張もまったく間違っていないところもあるのかもしれない。
数字の解釈は見方によっていろいろあるからだ。また、文化的違いという点もあるかもしれない。

ただ、文化的違いについては、サッポロにはスティール以外の外国からの資本が30%入っているため、
今日のサッポロの主張は、外国の投資家にも受け入れられたということになる。

そうすると、スティールの取った行動は自社ファンドの運用利益を増やすためだけの行動ではないか
と捉えられても当然な気がする。しかしながら、事の真意は当事者たちにしか分からない。

【おまけ】
去年東京に行ったときに、たまたま恵比寿のサッポロビール館に立ち寄った。下の写真はそのときのもの。

2010年3月28日日曜日

SoftBankからもAndroidケータイ



SoftbankもついにAndroidケータイ発売を発表した。
DocomoのXperia発売(4/1)に向けての対抗だと思われる。

さすが孫社長と思わせるのが、この機種を選択したこと。
Xperiaに比べてAndoridOSがVer2.1と最新のものをチョイスしている。
またGoogle直販のNexusOneとほぼ同一のハードを売り出すこと。
純粋なGoogleフォンだということを前面にアピールした販売戦略だと思われる。

Xperiaと比較して、純粋なGoogleフォンとして販売するのはコストメリットや
将来のアップデートコストや、Googleサービスへの対応もかなりしやすいと思われる。
(XperiaのOSはVer1.6とやや古い、またOSを独自にカスタマイズしていることが先々のネックになりそう)

また、SoftBankはiPhoneも扱っている。
iPhoneか、Googleフォンか、とスマートフォンの有名どころを同じキャリアで選択できるのは、ユーザにとって非常に魅力的だと映るのではないか。個人的にも非常に興味がある。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/03/28/desire/index.html

2010年3月27日土曜日

eco検定合格

そういえばeco検定に合格していたので、いまさらながら投稿。

昨今チームマイナス6%からチャレンジ25に政府の取り組みは変わった。
実際25%のCO2削減はかなり厳しいと思うが、環境技術がこの先まだまだ発展していくはず。

新エネルギーとして注目されている『燃える氷』と呼ばれるメタンハイドレート。
日本近海の埋蔵量はかなりあるようだ。

安全に抽出して使用するには、まだまだ課題があるようだが、実用化されれば日本にとって良い利益を
もたらす可能性は大いにある。

また、CO2が出ない発電方法として最近は原子力発電が注目されており、発電所の建造も世界的に活発だ。
マイクロソフトの創設者ビル・ゲイツ(すでに経営からは引退)は2000年ごろから米原子力発電のベンチャー企業に
私財を投資していたらしい。そのベンチャー企業は今月、日本の東芝と提携した。
ビル・ゲイツの目の付け所はやっぱすごいと改めて思った。

原子力が地球環境を良くするために、そして世界の国々が豊かに生活できるようになるために使われるので
あれば平和を愛してやまなかったアインシュタイン博士もさぞかし喜んでいることだろう。
Posted by Picasa

2010年3月9日火曜日

「1秒!」で財務諸表を読む方法

1秒で財務諸表を読む方法が分かる本!
ということですが、さすがに1秒では財務諸表は読めません^^;

しかしながら、財務諸表から経営状況を読み取るポイントが『流動比率が100%を超えているか』という点や
  • 流動比率 = (流動資産 ÷ 流動負債) > 100%
さらには、『手元流動性』が最も重要であることなど非常に勉強になった。
  • 手元流動性 = (資産+すぐに現金化できるもの) ÷ 月商
『流動比率』については去年、会社の研修のときに教えてもらっていたようだがすっかり忘れていた(しっかりノートにメモが残っていた)。教えてもらったことって結構忘れがちだなと改めて思ったが、今回は自分で勉強したからたぶんもう忘れない。それから、ROAとはなんたるか、ROEとは、WACCとは、、、などなど
  • ROA(資産利益率 = 利益 ÷ 資産)
  • ROE(自己資本利益率 = 純利益 ÷ 自己資本)
  • WACC(加重平均資本調達コスト)
ついでに、外資ファンドが狙いやすい企業が『ROEが低く、自己資本比率が高い企業』であることや
  • ROEが低いと株主への配当も低い = 株価安 ← 株を買いやすい
  • 自己資本比率が高い = 財務的に安定 ← 破綻する心配が低い
『日本は800兆円の債務を抱えているのになぜ破綻』しないのかなどもよくわかった。その理由は・・・
  • 国債の期日が来たら、借換え債を発行して返済期限を先延ばしにできる
  • 借換えの際に返済期間を調整できる(5年国債→10年国債→20年国債・・・)
しかしながら国の財政については借換えなだけに、単にツケを後まわしているだけで根本的な借金返済にはなっていない(政府は2011年にプライマリバランスを取ると公言しているが実際は・・・?)。

ところで外資ファンドの話題というと今日のニュースで取り上げられていたサッポロホールディングスと外資ファンドのスティール・パートナーズの話題。スティール・パートナーズがサッポロHDの本格買収に乗り出してきた。以前にもスティールはサッポロ買収を試みたらしい。しかしながらそのときはサッポロが勝利し買収は免れたらしい。

しかしながら、現在のサッポロHDの決算状況からは先の狙われやすい条件によく当てはまっていると思われる。
サッポロHDの自己資本比率は23.4%(21年度12月期)と比較的高く、当期純利益は前年比▲40.6%のため、ROEが前年よりかなり落ちていると思われる。ちなみに少し古いが自己資本比率についてはトヨタが13.9%、花王は12.2%(ともに19年3月期)。

2010年2月28日日曜日

インビクタス~負けざる者たち~


"我が運命を決めるの我なり" "我が魂を征するのは我なり"
"I am the master of my fate." "I am the captain of my soul."

『インビクタス~負けざる者たち~』のなかの南アフリカ大統領ネルソン・マンデラの言葉である。

ネルソン・マンデラは、27年間の牢獄生活解放後、南アフリカの大統領となった。
そいて彼は、これまで自分を牢獄に閉じ込められたことを赦し、強い信念を持って南アフリカの

人々の心をひとつにしていく。
過去の過ちを赦し皆ひとつにならないといけない。
皆がひとつになることで、ひとりづつではできなかったことが実現できる。
そう思わせてくれる映画だった。

チェ・ゲバラに続いて世界で偉業を成し遂げた人物をまたひとり知ることができた。

<ストーリー>
舞台は南アフリカ共和国。ネルソン・マンデラは27年間の牢獄生活より解放され、
初の黒人大統領となった。中枢部で働く白人たちは、マンデラの報復を恐れ荷物を纏めようとしたが、
そんな彼らにマンデラは赦しこそがこの国の未来の礎となることを説き、黒人と白人の相互理解を
重視する融和路線による人事を行った。これによりマンデラのボディーガード陣は前大統領の
白人警備スタッフも採用され、黒人と白人の共同チームとなった。

マンデラは多忙な政務のなかで、アパルトヘイトの象徴的存在であった南アフリカの
ラグビー代表チーム(スプリングボクス)が黒人の大多数に忌み嫌われていることを知り、
ラグビーを利用して自らの政治的理念を示そうと決意する。

1995年のラグビー・ワールドカップを通して国民をまとめあげてゆこうとするマンデラは、
ボクスの主将フランソワ・ピナールを官邸に招き、黒人と白人の架け橋となることを依頼する。
ボクスのメンバーも徐々に考えを改め、単なるラグビーチームではなく政治的役割を担っていることを
自覚するようになる。

ワールドカップ本番、スプリングボクスは下馬評を跳ね返し決勝に進む。
強豪のニュージーランド代表オールブラックスが先住民マオリの気合入れハカを披露し、
とうとう最後の試合が始まる。

Invictus

Out of the night that covers me,
Black as the Pit from pole to pole,
I thank whatever gods may be
For my unconquerable soul.

In the fell clutch of circumstance
I have not winced nor cried aloud.
Under the bludgeonings of chance
My head is bloody, but unbowed.

Beyond this place of wrath and tears
Looms but the Horror of the shade,
And yet the menace of the years
Finds, and shall find, me unafraid.

It matters not how strait the gate,
How charged with punishments the scroll.
I am the master of my fate:
I am the captain of my soul.


William Ernest Henley


インビクタス-負けざる者たち-

私を覆う漆黒の夜
鉄格子にひそむ奈落の闇
私はあらゆる神に感謝する
我が魂が征服されぬことを

無惨な状況においてさえ
私はひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
血を流しても
決して屈服はしない

激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが、長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない

門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ


ウィリアム・アーネスト・ヘンリー


インビクタス公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/







2010年2月26日金曜日

続・日経新聞の数字がわかる本

『日経新聞の数字がわかる本』を読み終えた。
1回目はざっと読みきり、2回目は今の景気指標の数字と照らし合わせながら読んだ。

ニュースでよく耳にする『景気の「二番底」の懸念がやや薄らいできている』ことや、
『やや回復傾向にある』といっている理由が少しわかったような気がした。

工業の稼働率が回復傾向にあったり、製品在庫指数も適性値に戻りつつあることなど
良い傾向のものもあるが、全体としては前年比マイナスのものがまだ多い。

また、残念ではあるが完全失業率は依然として回復傾向が見られない。
企業としては、仮に仕事があったとしても、まだ人員を増やす余裕はなく、
今いる人員で作業時間を延ばすことで対処するのが精一杯のようだ。

また、ニュースでもよく報道されている百貨店売り上げの低迷はかなりひどい。
旅行会社などの売り上げについては百貨店以上にひどいこともわかった。

企業の倒産件数については一時期に比べると減少しているようだが、
日銀による低金利政策もすでに限界まできているためこれ以上の効果は期待できない。

貿易・通関についてはやや回復傾向にあるが全体としてはまだまだ少ない。
最大の貿易相手国であるアメリカの経済状況の回復が期待されるが、
アメリカの状況は日本よりひどいようだ。

アメリカのGDPは世界全体の25%を占めている。また、アメリカのGDPの77%は個人消費である。
これを世界全体で考えた場合、全世界のGDPの18%はアメリカ人の個人消費でまかなわれていることになる。

しかしながら、現在のアメリカの失業率は日本の倍。貯蓄率も増加傾向にある。
全世界に多大な影響をもたらす、アメリカ人の個人消費が低迷してしまっているのである。

アメリカ国内の経済が回復し、アメリカ国内での需要が増えれば、
日本からの輸入も増え、日本の貿易収支が良くなり、日本国内の経済も良くなるはずなのだが。

日経新聞には米国の景気指標の数字も掲載されている。
たくさんある数字のなかには回復傾向が見られるものもあるが健全な状態に戻るには
まだ時間が必要そうだ。

2010年2月10日水曜日

日経新聞の数字がわかる本

日経新聞を読むようになって経済が楽しくなってきた今日この頃。

しかしまったくわからないことがある。
それは、日経新聞に掲載されている数字。

投資・財務、商品、株式、そして『景気指標』。
どうやったらわかるようになるかと思いとりあえず本屋に足を運んだ。

そこで出会ったのがこの『日経新聞の数字がわかる本』。

自分にとってはものすごいストレートなタイトルだった。
まずは『景気指標』から勉強することにした。

今の世の中は不景気で先が見えない。
また、この極端な不況により経済の指標となる『景気指標』の数字の動きも大きい。

しかしながら、数字の動きが大きいので『景気指標』初心者の自分にとって非常にわかりやすい。

2007年のサブプライムローン問題、2008年末のリーマンショックがあったことは記憶に新しく、
当時の数字の変化と実際の経済の動きを照らし合わせやすい。

自分にとっては経済学を勉強し始めるよい機会だったのかもしれない。